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続3・たこ壷型社会 [社会]

今朝は寒かったが、仕事も途切れたので早朝割引ゴルフ練習にいった。気温が低いので
球の飛びも悪くなっているだろうし、まあまあの出来ではないだろうか?

欧米ではプリンシプルが尊重され、政権交代でも継続性が保たれる工夫がなされている。
プリンシプル尊重という仕掛けが、人間の陥りがちなたこ壷化を防止する装置になっている。
欧米ではプリンシプル尊重で基本路線は明確だから、欧米のマニフェストは短期指標で良い。
それに引き換え、日本には、‘プリンシプル尊重’の習慣、風土がない。事例に事欠かない。
例えば民主党・小沢幹事長の「企業献金問題」、現今の「普天間基地問題」等、数え上げれば
限りがないだろう。全く日本の習慣・風土というものを考えず、木に竹を接ぐような欧米流の
‘短期指標’のマニフェストとやらを掲げて、純良な国民をその気にさせた。

論理的、合理的に考えて全く辻褄の合わないトンでもないマニフェストでありながら、民衆が
民主党に政権交代をさせたのは、何でなの?何でなの?その背景がよく理解できない。
私の勝手な推論は、次のようなものである。

日本人は焦土と化した国土から、僅か40年間で奇跡的な復興を遂げた。アメリカに次ぐ超大国
しかも次代はアメリカを抜いてNo.1になるという(Japan as No.1)。それからまた20数年、
既に、現代の現役には奇跡的復興に貢献した世代はほとんどいない。豊かな日本しか知らない
現代の現役の20~30%?は少しの不遇も辛抱できない。彼らは、‘たこ壷志向’である。
日本人は“判官(義経)びいき”といって、弱者に同情する優しい人々である。従って、
たこ壷志向の人々への同情票も20~40%?位あるだろう。その矢先に、政権交代という何か
幻想的な‘甘い言葉’! 日本の民衆は、国家(政府)を信じたがる純良な国民である。
正にゼロからの改革という大仰な謳い文句で、「事業仕分け」という派手なスタンドプレーを
する人気取り政府は、たこ壷志向型人間とその同情派にとり願ってもない絶好の‘信仰対象’
になったのではなかろうか。

私の憶測では、既に民主党の中では、鳩山内閣の先行きは危ういのではないか?と思う。
いろいろな不協和音が、われわれ庶民にも漏れ聞こえてくるのだから鳩山首相も大変だろう。
しかし今の民衆の熱烈な信仰心から考えると、細川内閣・羽田内閣の短命では終わらない?
鳩山首相で延命できるか?それとも次期首相は誰になるのか?見ものである。如何なものか。
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