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続・たこ壷型社会 [歴史]

今日も63分のスロージョギングを織り交ぜた散歩。妻も付き合って、彼女も随分頑張った。
心臓の負担はそう感じなかったが、4日連続だったので足の筋肉に疲れが残っているかな?
三日坊主で終わらなかったので、そろそろ再開宣言?いやまだまだ慎重に試走、試走!
さて、朝刊に「核密約 裏づけ文書」という4段抜きの記事がデカデカと載っていた。
この件については、2009-09-21のブログ「敬老と核密約」でも取り上げ、以下の様に書いた。
“内密で調査すれば済む話にもかかわらず、大声で喚き立てるのには、計算しつくされた
素晴らしい意図があるに違いない。そうでないなら、蛸壺的思考の社会認識の甘い国家で
あるということを世界に曝していることになる。”

‘秘密文書’とやらが出てきたのは良いが、これから歴史的意義を検討するという。
何か、肩透かしを食ったような感じがするのは、私だけだろうか?以下の様な歴史的な経緯
(次段からの“”の中)からみて、既に、日米間の解釈の違いは明確である。
“60年安保条約改定で始まった「核持込事前協議制度」で、日本側は当初、寄港・通過を協議
対象になると理解。米国側は対象外と解釈していた。その後日本政府はひそかに解釈を米側に
合わせ、寄港・通過を黙認(即ち核持ち込みの事前協議対象外)。1972年沖縄が日本に返還”

従って、事前協議で、「核持込」の問題を修正したいなら調査も何もいらない。
「事前協議対象にこれこれを追加したい」と要求すればいいのではないのだろうか?
何を目的に、半世紀も前の‘秘密文書’探しをやっているのか、意味がわからない。
私の推測では、民主党は‘この件が「普天間基地問題」でアメリカと交渉する切り札になる’
と思っていた?しかしそれは、上記の歴史的経緯からも無理筋である様に思う。

在日米軍施設は、1都1道27県にわたって、134施設 1,027,049,000m²(日米共同?)あり
その内の米軍専用の施設は、85施設 308,825,000m²あるという。
半世紀近く前の‘秘密文書’を今頃ほじくり出して議論する暇があるならば、米軍基地・施設の
あり方を、大げさに騒ぎ立ててどうこうするのではなく、地道にコツコツと改善していく方策を
立てるべきではなかろうか?自民党にも落ち度はあったかも知れない。しかしお互い国のために
働いている仲間ではないのか?互恵・互助の優しい心が無いと真の切磋琢磨にはならない?
ゼロベースで改革するなどと言っていたら、何も実効が上がらないのでは?
日本で最も偉い政治家位、たこ壷的コミュニケーションから脱皮しようではないか?如何なものか。
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