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民主党の迷走 [社会]

今日、図書館で「ボイス」11月号を読んだら、堺屋太一が書いた“民主党よ、豹変せよ!”と
いう記事の中で、面白いことを書いていた。要約すると以下のようになる。
“自民党の成長政策(箱もの政策等)は、少なくとも施設などを子孫に残す。しかし民主党の
政策(子供手当、高速道路無料化等)は、すべて後の世代に何も残さない。財政悪化が一挙に
進み、瞬く間に発展途上国に逆戻りする。”という。他にも厳しい内容が書かれていた。

「格差是正」と「セーフティネット」の違いをはっきりと意識して対応すべきだ。という事も
主張していた。「セーフティネット」は、最低生活を補償するが、それから上は自由競争に
するということ。その区別が曖昧な福祉政策は、一般人の勤労意欲を失うという。

21世紀に入って日本の家計に占める貯蓄率が急落しているらしい。これは2009-10-17の
ブログ・‘生きる力・愛の力’でも書いたが、貯蓄力は生きる力の大きな要素である。
「格差是正」ということで、共産主義の様な平等化を図れば、勤労意欲が落ちて、貯蓄力も
減少するという事か? 兎も角、素人の私から見ても、民主党のマニフェストは穴だらけ!

2009-08-06のブログ・‘原爆の日'09’でも書いたが、“マニフェストの中身だけではなく、
それを進める政治家が、悪魔に魂を売るような邪悪な目的・手段を隠しもっていないか?
良くそれらを見極めることこそ、大切なのでは?如何なものか。”、と締めくくった。
民主党のマニフェストを読めば、普通の人なら、まともな人が書いているとは思えないだろう
と思っていたが、あんなに大勝してしまうとは、世の中が変ってしまったのだろう。

今日の朝日テレビのサンデープロジェクトで取り上げられた「郵政民営化の見直し」で、
民主党の「天下り全面廃止」という政策が、いかにお座成りなものかを暴いていた。
天下り・渡り常習犯:元大蔵事務次官で、東京金融取引所の斎藤次郎社長を西川元社長の
後任に据えるという。この人物は細川政権時代に小沢一郎と組んで、「国民福祉税構想」を
後押しした人物という。小沢一郎の影響力が如何に大きいか!また内閣と与党の関係が如何に
曖昧で、三権分立を危うくしているかが、よく見えてくる。民主党のやっている事は、政権を
とったら、それを維持し続ける党利党略しかないと思わざるを得ないではないか?この番組に
出演の大塚耕平(金融・郵政担当副大臣)は、お気の毒と言わざるを得ない。如何なものか。
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