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鳩内閣問題政策 [社会]

私は鳩内閣の問題政策として、以下の2点を挙げてそこにはらむ大きな不安を整理したい。
1.子育て支援政策
  予算の無駄遣いとして自民党の箱もの政策と同様、景気対策だから仕方ない。という
  以上に大きな不安は、この政策が一般民衆の欲望をいやが上にも煽ると思うからだ。
  国家予算が肥大化し税収と支出が乖離している状況で制約なく子育てが優遇されるのは
  例えば子供が欲しくても出来ない人々を二重に苦しめる。この政策は究極のバラマキで
  なければ国民の間で益々ねたみや反感を大きく膨張させる?それでは財源はもたない。
2.普天間基地移転問題
  この問題の根っこはとても深いものがあると思う。そういった歴史的な怨念を上手に
  さばいていくのが政治の王道である。さばくというのはどちらかに肩入れするのではなく
  公平な立場で斟酌して時間をかけて解決していかねばならない。沖縄基地の基本的問題
  は、文化の違う米軍の若い兵隊と現地日本人とのトラブルだという意見もある。深く追求し
  根本的に問題を解決するためには、米軍基地の存在を全否定せねばならない?
  一体、今まで国会や党内で何を議論してきたのか?何でもかんでも自民党のセイにして
  自分達は良い子だというのか?それが日本の国会、政治、民主主義だというのか?
  西洋の石造文化は教会を何世紀にもわたって建設した文化である。木造文化の鳩が
  思いついたように急に吠えても(鳩が吠える?)世界中の物笑いである。

権力或いは政党が、その支持母体を優遇する利益誘導型の政治を行うのはある程度は仕方
ないのだろう(民主党もその点では、自民党と代わり映えしないが)。
従って政権交代したのだからある程度の方針が変わるのは仕方ないと思う。
しかし我々国民の多くは、そういった支持母体とは無関係であることを忘れてもらっては困る。
自党の支持母体を強化するために政策を粉飾して、2/3議席を前提にゴリ押しされたのでは
堪ったものではない。国会の議論を尽くして政策を決定するのが民主主義の根幹だろう。

国会の議論もしない内から日本郵政の西川社長を辞任に追いやる等、言語道断である。
マニフェストは「三つ葉葵」の印籠なのか?いつ鳩が黄門になった?今は江戸時代?
マニフェストは国民の総合的立場から、将来の国家像を踏まえて国会で十分に議論を尽くす
必要がある。党利党略のために、大きな道を誤ってはならない。如何なものか。
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