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自分との戦い [物語]

ゴルフの早朝練習に行った。昨日・一昨日は男女のプロゴルフ共に大変面白かった。
テレビ観戦でイメージを膨らませて、練習に応用してみたが、まあまあの感じだった。
男子の「日本オープン」で優勝した小田龍一は、今まで未勝利なのが不思議なくらいの実力者
だそうである。技術や体力にも増して、ビッグトーナメントが初勝利とは思えないような優勝
インタビューでの謙虚でしかも落ち着いた態度は、奥床しい心を持った人だと思った。
勝利への執念がないわけではなかろうが、それを内に秘めた態度・物腰がなんとも奥床しい。

一方、石川遼もよく頑張った。3日目に単独首位に立って最終組で回るプレッシャーにも耐え
プレーオフで、女子プロの宮里藍同様に、相手のバーディで負けたのでは、致し方なかった。
小学生の頃に高3で「日本オープン」に優勝という夢は、去年も含めて「日本オープン」で
此処まで頑張ったのだから十分に達成したのである。しかし彼の将来のために、少しだけ、
苦言を呈したいと思う。テレビや新聞で見聞した事ではあるがギャラリーのマナーの悪さに
リズムを崩された事についてである。

これからの夢、マスターズ優勝や世界No.1になるという夢に向かっていく時に、
今回、夢に立ちふさがった小田龍一の優勝というめぐり合わせを大切にすべきだと思う。
日本人ギャラリーは外国選手のミスに拍手等の嫌がらせで随分、外国選手を傷つけている。
それでも外国選手は日本で赫々たる成果を上げているではないか!勝負に拘って神経質に
なるのは、自分のミスを他人のセイにする序曲である。ゴルファーとして勝利への執念を欠く
事はできないだろう。しかし人生もゴルフも自分との戦いである。ギャラリーのマナーと
自分の成績をキッチリと切り離してこそ、真の大選手への道が開ける。石川遼ほどの人だから
すぐに気づくこととは思うが、この苦言は裸の王様にならないようにという老婆心である。

それにしても小学生の時に、高校3年で「日本オープン」に優勝という夢を掲げ、実際に
その夢舞台に昨年に引き続き、二度まで立ち、優勝戦線に最後まで絡んだ事は、驚異的!
実に素直な目標を此処まで実現できたという事は、民主党のマニフェストの比ではない。
民主党のマニフェストが素直でないことは、一応おいて置く事にして、たった数ヶ月の間に
財源が全く足りないことを露呈してしまった。マニフェスト、マニフェストと声高に叫んだ
結果がこれだ。PDCAサイクルが聞いてあきれる。カチカチ山の泥船政治?如何なものか。
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shin

石川遼について、こういうコメントするんだろうなー?と思ってブログを覗いてみたら、予想通りで笑ってしまった!
おっしゃるとおり、世界のトップに立つなら、あんなに感情を出して、崩れてちゃダメだろうねー。
でもきっと、彼なら、こんな経験も糧にして、ビッグになると思うよ。

まー、石川遼がどうこうではなく、真のゴルフファンの俺(笑)としては、マナーの守れない観客は邪魔なだけ、とたまーに観戦に行くと思っちゃいます。
ゴルフだけでなく、野球の阪神ファンもね。
如何なものか。(笑)

by shin (2009-10-20 01:26) 

moto

shinさん
コメントに気付かなくてゴメン!何せ40日以上もコメントが無いものでノーチェック
でした。(笑) マナーは悪意がなければ仕方ない? 日本のファンは子ども?
ファンあっての人気商売。選手もファンも、更に楽しむためには成長するしかない?
by moto (2009-10-25 00:12) 

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