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宇治散歩'090909 [散歩]

今日は重陽(ちょうよう)の節句、陽の数字である奇数の一番大きな数字である9が
重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。私の父の誕生日である。それかあらぬか、
突然、50年以上も前に父と行った黄檗山(おうばくさん)万福寺のことを思い出した。
今日も京都散歩を継続するつもりでいたが、急遽、宇治散歩に切り替えることにした。
コースは、万福寺とその塔頭、宇治上神社、興聖寺。
DSC090909万福寺総門.JPGDSC090909万福寺摩伽羅.JPG
万福寺は黄檗宗というあまり聞きなれない禅宗の
大本山である。なぜ急に思い出したのだろう。
昨日、思出話をしながら妻と桂川の堤道を歩いたからだろうか。そんな事は今迄もあったのに
人間の記憶というのは不思議なものだと思う。
最初の写真は総門。総門は、中央の屋根を高くした牌楼(ぱいろう)式で漢門とも言うらしい。
屋根の上のシャチに似た動物はインドの想像上の動物・ワニ。
ガンジス河の女神の乗物で、摩伽羅(まから)というそうである。
DSC090909万福寺回廊.JPGDSC090909万福寺道.JPG
境内を歩きながら、親父と行ったときの記憶を取り戻そうとした。縦横に走る道と諸堂をつなぐ回廊(写真)が、わずかに私の脳裏によみがえっただけだった。当時、親父について歩いたことが余程大変で、また強烈であったがために回廊と道だけを思い出したのか?建物や、18羅漢、四天王、仏像、額や聯など沢山の見どころがあった。50年前はダメな生徒だったが、今回は良く学んだと思う。これも親父が連れて行ってくれた賜物か。
DSC090909宇治上神社.JPG
その後、山際を三室戸寺に向かって歩き、途中、隼上り瓦窯遺跡、源氏物語の宇治十帖に出てくる蜻蛉の史跡を経て源氏物語ミュージアムを見物。さわらびの道を通り、宇治上神社に参拝(写真)
ついに時間切れで興聖寺参拝はあきらめ、宇治最後の楽しみ
宇治金時を賞味することにした。宇治川のほとりの茶店に入り
川面を眺めながらの宇治金時クリームは、散歩の疲れを癒すには十分すぎた。
今夏を惜しむにふさわしい本場のお味であった。如何なものか。   
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