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早すぎる彼岸 [散歩]

今日はご先祖のお墓参りのために、“さあ、京都へ行こう!” である。
盆や彼岸の中日にはなかなか墓参りができないので、彼岸より少し早めの墓参りをする。
青春切符を9月10日までに使い切るために、彼岸には早すぎるお墓参りということになった。
我が家のお墓は京都・嵐山の南、桂川のほとりにある。京都駅から嵯峨線に乗換え、嵯峨嵐山までJRを利用し、そこからお墓までを今日の散歩の経路とした。気軽な京都散歩という次第。

この経路は、これまで何度も何度も歩いたものである。子供たちがまだ小学校にも行っていなかった頃には、子供たちを桂川で水遊びさせたこともある。桂川は、嵐山の上流は“保津川”、嵐山の近辺は“大堰川”、そしてその下流を“桂川”と呼ぶ。最近、正確に知った。子供たちを桂川で水遊びさせるというアイデアは、その頃はまだ元気だった父が言い出した。水遊びの好きな子供たちはなかなか水から上がらなかった。もう40年近く昔の事である。
DSC090908松尾大社.JPG嵐山は京都でも有数の観光地だから、この経路上には沢山の見所があり、まだ見物や参拝をしていないところも多い。今日は、何時でも行けると思ってまだ参拝していなかった松尾大社(左の写真)にはじめてお参りした。写真でもわかる様に、背後には拝殿におおいかぶさるような松尾山が控えている。松尾山には松尾大社の旧鎮座地の磐座(いわくら)がある。松尾大社の創建は、大宝元年(701)秦氏のオサが磐座の神霊を勧請して社殿を建てたことに始まる。松尾大社は”酒の神”としても有名である。境内の裏には亀の井という霊泉が湧いており、この水を混ぜると酒が腐らないという伝説があるという。京都の中心を東西に通じる四条通りの東端は八坂神社、西端は松尾大社ということになっている。

無事、お墓参りを済ませた後は、散歩の疲れを癒すお楽しみの川床料理が最近のコース。
鴨川の夜風に吹かれながら、美味しい料理でビールを飲むのは最高である。
川面に、照明の加減か、対岸の二つのシルエットが大きく、くっきりと浮かび上がって見えた。
その影に気づいて、しばし眺めていたが影は微動だにせず、まるで石像のように見えた。
しばらくすると、スッと寄り添い、額をくっつけたかと思うと、スッと離れた。すごく清潔で
ロマンチックな恋人同士の影はしばらくして消えた。鴨川の夢かうつつか? 如何なものか。

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