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散歩'09_0827 [散歩]

スロージョギング、そして合唱の練習や何やかやで、最近、野外観察が疎かになっている。
今日、やっと稲の穂が出てきているのに気付く始末だ。まだ出穂していない田んぼもあるから
品種や田植の時期でバラツキはあるのだろう。今時の稲穂には稲の花がくっついている。
Rice-flower.jpg孫は夏休みの自由課題に“セミ”を取り上げたというから、私は“稲”を取り上げたという次第だ。イネの花に花びらはない。「えい」(実ると「もみがら」になる部分)が開くことがイネの花の開花。1つの穂にたくさんの花が咲くが、ひとつひとつの花はたった2時間しか咲いていないという。花の命は短いのに、立派に米を育ててくれる。本当に稲は偉いと思う。受精(じゅせい)というのは、めしべについた花粉が花粉管という細い管をのばし、めしべの下にある胚のうにとどき、そこで、 ‘胚(はい)’と ‘胚乳(はいにゅう)’という細胞のそれぞれと結びつくことをいう。胚のう.gif受精した子房(将来のコメ粒)はどんどん生長して、開花から5日もたつと、子房はもみの長さと同じくらいにまで大きくなり、その後は横に太り、約30日でもみの中いっぱいになる。(写真と此処までの文章は、インターネットからの受け売りである。詳しくは以下のURL:http://www.agri-ch.net/page/7.html 参照)

稲の生育の件は学校で習ったかもしれないが、私は今回の自由課題で
やっと知った。東大の偉い先生・佐伯 胖(ゆたか:認知心理学者)の
『「学ぶ」ということの意味』 岩波書店という本のことを思い出した。
そこには、“日本語読み書き学級”を例えにして
‘「学ぶ」こととは、相互理解と協力の場であり、学びの共同体づくりであり、「自分の物語」を作ること。お互いが共感し合い、相互に理解・感謝・賞味し合う関係を維持・発展させる原動力。’ と
書いている。他にも沢山いい事が書いてあるから読んでいなければ読んでみたらいかが?

思い出したと言えば、散歩途中に、ひも付き軟式テニスボールで練習している少年がいた。
私も中学に入ったら軟式テニス部に入ろうと思っていたが、小学6年の時に盲腸炎の手術をしてそれをこじらせ、医者から1年間の運動停止を言い渡された。途中からの入部は遅れをとったようでとうとう入らなかった。今日の少年のような練習道具が当時(昭和30年頃)にあれば、
密かに練習を積んで少しは慣れた時点で入部できたのではないかと思ったりした。
実に果敢無い仮説だ。如何なものか。
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