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マスコミ批判 [社会]

“みのもんたの朝ズバ”や“朝日スーパーモーニング”などで、自民党のマニフェストが取り上げられていろいろ批判されていた。その批判をソックリ、コメンテータ達に返したい。
政党のマニフェスト評価、即ち選挙投票とマスコミの視聴率は似たようなものだと思う。
その評価を大切にしながらも、そこから脱皮してこそ本物になる。

橋下知事のインタビュがあった。政治家になった理由は日本に対する危機感だったそうだ。
「悪魔に魂を売っても人を動かさなければ政治家として失格」 であるという。
橋下知事は、「地方分権は、知事のためでも市長のためでもない。国と地方がそれぞれ分担して、強い日本をつくるために必要だ。」、「橋や道路は国より地方の人の方が余程よく知っている。」という。橋下知事の地方分権は、適切な分担、そしてそれぞれの適切な判断・処理ができれば、という前提がある。多くの人々が、悪魔に魂を売らないで成長、実践する必要がある。
その出発点として、我々は過去を否定するのではなく、過去を肯定した上で、自ら謙虚に反省すべきである。それは過去を否定した戦後日本の今までの軌跡をみればわかる事である。

そのような観点に立って、私が、イの一番に自己評価して貰いたいのがマスコミの皆さんだ。
マスコミが、第二次世界大戦後、言論の自由を旗印にそれなりに民主化に貢献した事を評価するにやぶさかではない。しかし、橋下知事の指摘する日本の危機を打開するためには、真っ先に、民衆のオピニオンリーダであるマスコミの現状に関して猛省を促したい。

民主主義に最も大切な否偶像化の原則を破り、視聴率を“金の牛:偶像”としてしまい、視聴率を言い訳に(戦前は軍隊の専横を言い訳にした)、責任を蔑ろにして私利私欲に走っている。
戦前のマスコミは権力に媚びたために報道を誤った。だからコメンテータはバカの1つ覚えで
権力(政治)批判の姿勢をとる。視聴率は民衆の声だから媚びてもいいという態度である。
自分達の私利私欲のために、有識者・学識者さえ、視聴率が暗黙の圧力で言いたい事も言えない尤もらしい番組や、青少年の育成上、問題のいい加減な放送を垂れ流しにしている。
視聴率万能と決め付けている根拠は何か?マスコミの経営者の基本的問題はないのか?
マスコミこそ今や政治家を超えた戦前の軍部をも凌ぐ絶対的権力者である。言論の自由を主張するからには、それに伴う責任というものがある。マスコミ関係者が真の報道精神をもっているなら自分の業界(真の権力者)を徹底的にあばき、問題を明らかにするべきだ。如何なものか。

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aosima0714

初めまして!
遊びに来ました!
良かったら私のブログに来てくださいね!
これから、ちょこちょこ遊びにきます!よろしくです<m(__)m>
by aosima0714 (2009-07-31 13:49) 

moto

aosima0714さん
ようこそ、円卓の集いに遊びに来てくれました。
あなたのブログも見せてもらいました。頑張ってください。
また、あなたの意見を聞かせてください。
by moto (2009-07-31 18:31) 

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