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民主党の今後・2 [社会]

私は、民主党の今後に大きな期待を持っていない。自民党にも失望した。
マスコミのアンケート結果等から推定すると二大政党に大きい期待を寄せている人は精々、
全有権者の10%~20%程度だと思う。政治に関心のある全国民5~6割の2~3割だろう。
その程度の間で揺れ動いている。小沢前代表に支持者が5百万人居ると言うが信じがたい。
本当なら、余程甘い汁が吸えるに違いない。秘密主義の方がキッと信者が増えるのだろう。

私が、岡田新幹事長や、鳩山新代表の代表選挙演説を聞いて、期待したい事は、
政治を難解なものとする古い政治文化を変革してもらいたいということである。
それは間近に迫っている衆院選で勝った・負けたに関係ない。継続して対応して欲しい。
鳩山新代表は、代表選挙当日の演説で“友愛社会”の実現を訴えた。“友愛社会”という
キャッチフレーズに感激した一般庶民も多かったのではなかろうか。岡田新幹事長も
“自民党のしがらみ政治からの脱却”を訴えて、一般庶民に受けたのではなかろうか。
小泉と同じ“ワンフレーズ・ポリティクス”と言われようと、庶民の心に声が届いてこその
政治家である。

既に、民主党は衆院選挙を政権交代の場と位置づけて雰囲気を盛り上げると共に、選挙に
強い小沢前代表を選挙対策本部長に選任した。小沢の選挙の強さが、秘密主義闇金ベースに
基づくものだとすれば、企業献金疑惑との関連もますます深まるだろう。それでも参院選の
実績もあり、民主党勝利の可能性はあろう。しかし勝たない方がいいのではなかろうか?
1つは、自民党と同じような体質に堕落するという展開が予想される。
民主党が勝って明るい未来を拓くとすれば、民主党が、小沢的、自民党的手法を捨てること
ができたときである。それでこそ正々堂々の二大政党政治を開くことができる。

最後に、今度の衆院選で負けた(小差も含む)後。政界再編論が台頭するだろうが、二大政党
政治を拓くなら、そんなものに浮かれてはいけない。あくまで民主党中心に、有能で心ある
若き同志を受入れ育て、岡田などを中心に正々堂々の論陣を張って、自民党との政権交代を
あくまでも狙うことである。政治は結局人材の勝負。自民党は“絆”を活かして優秀な人材を
集め育てる力がある。民主党も優秀な人材と開かれた議論で様々な素晴らしい政策を打ち出せ
れば、小沢的豪腕がなくても、選挙に勝てる。如何なものか。

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