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老いる [希望]

昨日のドキュメンタリーの続きである。
自分が前期高齢者になって、老いることの不安がないと言えばウソだろう。
しかし、いまのところ老いることがそれほど嫌と感じない。
勿論、それは健康に過ごせているからだ。

そうは言いながら、少しでも体調が悪くなったりすると、死への不安、病への不安が頭をもたげる。PPK(ピンピンコロリ:死ぬ直前まで元気でアッという間に死を迎える)が理想だなどと現役引退直前に仲間とワイワイ言い合っていたころはマダマダわかっていなかった。

時にそんな不安を感じている中、昨日の田中寅夫さん・フサ子さんの生き様をみて、あぁそうなんだ!先のことをクヨクヨ考えることは何もないのだ!と改めて感じた。
64歳で、電気もガスも水道もない山中でどうして生きていけるのか?私ならそう思う。
田中夫妻は違う。彼らの若い間の経験があるからだが、それでも先のことを考えたらそんなことはできなかった。「自分らしく生きる」それこそが、「老いの道」。

高齢者が長い人生の旅路の果てに若い人々に迷惑をかけたとしても、後進の人々に“素晴らしい生き方だった。”と思われるような生き方こそ「老いの道」だと思う。
高齢化社会になって、子育てが終わってからの時間が長くなるこれからの時代、死を迎えるまでの間こそ、心の在り方が大切なのだ。

以下に羅列した写真は、散歩途中で見かけた小学生の挨拶に関する標語である。
DSC090113挨拶13.jpgDSC090113挨拶2.jpgDSC090113挨拶3.jpg
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